スマートフォンユーザーの通信ニーズは多様化しています。近年誕生したデュアルSIMによって、1台のスマートフォンから複数のキャリアへの接続が可能となりました。
「デュアルSIMにしてみたいけど、どの通信回線の組み合わせがいいのかわからない」ということはありませんか?

最近は格安SIMがたくさんあってどれを選べばいいかわからない・・・



目標の料金毎に最強の組み合わせをご紹介します!
この記事を読めば以下のことがわかります。
- デュアルSIMのメリットを最大限に活かせる組み合わせの基本的な考え方
- デュアルSIMで料金毎の最強の組み合わせ
この記事ではデュアルSIMを運用する際に、デュアルSIMのメリットが最大限に活かせるようなおすすめの組み合わせをご紹介します。
デュアルSIMの基本的なことについてはデュアルSIMとは?メリットやデメリットをご紹介をご確認ください。
また使っているスマホがデュアルSIMに対応しているかどうか確認する必要があります。
デュアルSIMにも種類があり、それぞれできることが異なります。
デュアルSIMの種類についてはデュアルSIMでのDSDVとは?デュアルSIMの種類を解説!をご確認ください。
デュアルSIMのメリットを最大限に活かす方法
デュアルSIMのメリットを最大限に活かす方法は
片方の通信回線のデメリットをもう一方の通信回線で補えるような組み合わせを選ぶことです。
例えば片方はドコモ系の格安SIMで、もう一方はau系の格安SIMを選ぶといった組み合わせです。
このような選び方をすることで繋がりにくいエリアを少なくすることができます。
この他にも片方は通話料無料の通信回線、もう一方は通信料が安い組み合わせを選ぶといった組み合わせもおすすめです。
- 片方の通信回線のデメリットをもう一方の通信回線で補えるような組み合わせを選ぶことでデュアルSIMのメリットを最大限に活かすことができる
デュアルSIMでの最強の組み合わせ
デュアルSIMでの月額の予算別で最強の組み合わせを合計1000円以下~合計3000円以下でそれぞれご紹介していきます。
デュアルSIMはたくさんの組み合わせが存在するため、特徴が似ている通信回線を選ぶことで自分が使いたいキャリアで運用することも可能です。
合計1000円以下のデュアルSIM組み合わせ
合計1000円以下のデュアルSIMの組み合わせでは
- 月のデータ通信料は1GB程度
- 格安SIMでも最安クラスのものを利用する
といった組み合わせが基本となります。
おすすめの組み合わせはこちら!
組み合わせ | ①月額料金 | ②月額料金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
①日本通信SIM + ②povo2.0 | 290円 | 660円程度 | 950円程度 |
①irumo + ②povo2.0 | 550円 | 330円程度 | 880円程度 |
①HISモバイル + ②povo2.0 | 550円 | 330円程度 | 880円程度 |
合計950円程度:日本通信SIM+povo2.0
ドコモの回線を使っている日本通信SIMとauのサブブランドのpovo2.0の組み合わせです。
日本通信SIMの合理的シンプル290プランは月額基本料金290円と格安でデータ通信が1GB使えます。
povo2.0は月額基本料金は0円で、使いたいデータをトッピングで購入してデータ通信料を購入することができます。
ここでは、povo2.0のデータ使い放題24時間トッピング(330円)を2回購入した想定の金額で料金を算出しています。
この組み合わせの特徴は
- ドコモの回線(日本通信SIM)とauの回線(povo2.0)の組み合わせのため繋がりにくいエリアを少なくすることができる
- 1日外出しているときなど、たくさんデータ容量を使いたいときはpovo2.0のトッピングを購入しデータ容量を増やすことができる
合計880円程度:irumo+povo2.0
ドコモの低容量帯プランのirumoとauのサブブランドのpovo2.0の組み合わせです。
irumoの0.5GBプランは大手キャリアのドコモですが月額基本料金550円で使えます。
povo2.0は月額基本料金は0円で、使いたいデータをトッピングで購入してデータ通信料を購入することができます。
ここでは、povo2.0のデータ使い放題24時間トッピング(330円)を1回購入した想定の金額で料金を算出しています。
この組み合わせの特徴は
- 大手キャリアのドコモが使える
- ドコモとauの回線(povo2.0)の組み合わせのため繋がりにくいエリアを少なくすることができる
- 1日外出しているときなど、たくさんデータ容量を使いたいときはpovo2.0のトッピングを購入しデータ容量を増やすことができる



大手キャリアを使いたい人にはおすすめの組み合わせです!
合計880円程度:HISモバイル+povo2.0
ドコモの回線を使っているHISモバイルとauのサブブランドのpovo2.0の組み合わせです。
HISモバイルの自由自在2.0プランはデータ通信量1GBを月額550円で使えます。
さらにデータ利用量が100MB以内だった場合は月額280円で利用可能です!
povo2.0は月額基本料金は0円で、使いたいデータをトッピングで購入してデータ通信料を購入することができます。
ここでは、povo2.0のデータ使い放題24時間トッピング(330円)を1回購入した想定の金額で料金を算出しています。
この組み合わせの特徴は
- HISモバイルではデータ利用量が100MB以内だった場合は月額280円とさらに料金を下げることができる
- ドコモの回線(HISモバイル)とauの回線(povo2.0)の組み合わせのため繋がりにくいエリアを少なくすることができる
- 1日外出しているときなど、たくさんデータ容量を使いたいときはpovo2.0のトッピングを購入しデータ容量を増やすことができる



外ではデータ利用量をほぼ使わず、旅行などの長期間の外出時にはデータ利用量を気にせず使いたい方にはおすすめの組み合わせです!
合計1500円以下のデュアルSIM組み合わせ
合計1500円以下のデュアルSIMのおすすめの組み合わせはこちら!
組み合わせ | ①月額料金 | ②月額料金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
①日本通信SIM + ②IIJmio | 290円 | 950円 | 1240円 |
①LINEMO + ②povo2.0 | 990円 | 330円程度 | 1320円程度 |
①LINEMO + ②日本通信SIM | 990円 | 290円 | 1280円 |
合計1240円:日本通信SIM+IIJmio
ドコモの回線を使っている日本通信SIMとドコモまたはauの回線を使えるIIJmioの組み合わせです。
IIJmioは音声SIMの場合、ドコモかauどちらかの回線を選べるので、au回線を選ぶことでドコモ回線(日本通信SIM)+au回線(IIJmio)となりデュアルSIMのメリットを最大限に活かすことができます。
日本通信SIMの合理的シンプル290プランは月額基本料金290円と格安でデータ通信が1GB使えます。
IIJmioは音声SIMの場合5GBで月額950円で利用可能です。
この組み合わせの特徴は
- ドコモの回線(日本通信SIM)とauの回線(IIJmio)の組み合わせのため繋がりにくいエリアを少なくすることができる
- 月額1240円で合計6GBのデータ量が使える
合計1320円程度:LINEMO+povo2.0
ソフトバンクのサブブランドのLINEMOとauのサブブランドのpovo2.0の組み合わせです。
LINEMOではベストプラン3GBが月額990円で利用可能です。
povo2.0は月額基本料金は0円で、使いたいデータをトッピングで購入してデータ通信料を購入することができます。
ここでは、povo2.0のデータ使い放題24時間トッピング(330円)を1回購入した想定の金額で料金を算出しています。
この組み合わせの特徴は
- LINEMOとpovo2.0はどちらも大手キャリアのサブブランドのため通信が安定していて繋がりにくいエリアも少なくすることができる
- 1日外出しているときなど、たくさんデータ容量を使いたいときはpovo2.0のトッピングを購入しデータ容量を増やすことができる



メインはLINEMOを使って長時間の外出時などは、povo2.0のデータ使い放題24時間トッピング(330円)を使用するスタイルがおすすめです!
合計1280円程度:LINEMO+日本通信SIM
ソフトバンクのサブブランドのLINEMOとドコモの回線を使っている日本通信SIMの組み合わせです。
LINEMOではベストプラン3GBが月額990円で利用可能です。
日本通信SIMの合理的シンプル290プランは月額基本料金290円と格安でデータ通信が1GB使えます。
この組み合わせの特徴は
- ソフトバンクのサブブランド(LINEMO)とドコモの回線(日本通信SIM)の組み合わせのため繋がりにくいエリアを少なくすることができる
- 日本通信SIMの合理的シンプル290プランでは、さらに1GBあたり220円でデータ量を追加できる



合理的シンプル290プランでデータ量を1GB追加しても合計1500円です!
合計2000円以下のデュアルSIM組み合わせ
合計2000円以下のデュアルSIMのおすすめの組み合わせはこちら!
組み合わせ | ①月額料金 | ②月額料金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
①LINEMO + ②irumo | 990円 | 550円 | 1540円 |
①mineo + ②irumo | 1265円 | 550円 | 1815円 |
①楽天モバイル + ②irumo | 1078円 | 550円 | 1628円 |
合計1540円:LINEMO+irumo
ソフトバンクのサブブランドのLINEMOとドコモの低容量帯プランのirumoの組み合わせです。
LINEMOではベストプラン3GBが月額990円で利用可能です。
irumoは0.5GBプランで月額基本料金550円です。
この組み合わせの特徴は
- LINEMOはソフトバンクのサブブランドでirumoは大手キャリアのドコモのため通信が安定していて繋がりにくいエリアも少なくすることができる
- 大手キャリアのドコモが使える



大手キャリアで安定性を求めている方にはおすすめです!
合計1815円:mineo+irumo
ドコモ・au・ソフトバンクの回線が利用できるmineoとドコモの低容量帯プランのirumoの組み合わせです。
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの中から好きな大手キャリアの回線を選ぶことができるマイピタがあり、データ通信のみのシングルタイプを選ぶと5GBが月額1265円で利用可能です。
またmineoのデータ無制限プランマイそくのスタンダードプランは月額990円ですのでこちらもおすすめです!
マイそくではデータ無制限のため最大通信速度が設定されています。
irumoは0.5GBプランで月額基本料金550円です。
この組み合わせの特徴は
- mineoではドコモ・au・ソフトバンクの回線のいずれかが選べるため組み合わせの幅が広がる
- 大手キャリアのドコモが使える



マイそくには最大32kbpsのスーパーライト、最大300kbpsのライト、最大1.5Mbpsのスタンダード、最大3Mbpsのプレミアムがあります!
合計1628円:楽天モバイル+irumo
楽天モバイルとドコモの低容量帯プランのirumoの組み合わせです。
楽天モバイルのRakuten最強プランでは3GBが1078円で利用可能です。
さらに「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料となります!
irumoは0.5GBプランで月額基本料金550円です。
この組み合わせの特徴は
- 現在プラチナバンドが拡大している楽天モバイルが使える
- 「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料!
- 大手キャリアのドコモが使える
合計2500円以下のデュアルSIM組み合わせ
合計2500円以下のデュアルSIMのおすすめの組み合わせはこちら!
組み合わせ | ①月額料金 | ②月額料金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
①irumo + ②povo | 2167円 | 330円程度 | 2497円程度 |
①mineo + ②楽天モバイル | 990円 | 1078円 | 2068円 |
①LINEMO + ②楽天モバイル | 990円 | 1078円 | 2068円 |
合計2497円程度:irumo+povo2.0
ドコモの低容量帯プランのirumoとauのサブブランドのpovo2.0の組み合わせです。
irumoは3GBが2167円で利用可能です。
povo2.0は月額基本料金は0円で、使いたいデータをトッピングで購入してデータ通信料を購入することができます。
ここでは、povo2.0のデータ使い放題24時間トッピング(330円)を1回購入した想定の金額で料金を算出しています。
この組み合わせの特徴は
- 大手キャリアのドコモが使える
- irumoは大手キャリアのドコモでpovo2.0は大手キャリアのサブブランドのため通信が安定していて繋がりにくいエリアも少なくすることができる
- 1日外出しているときなど、たくさんデータ容量を使いたいときはpovo2.0のトッピングを購入しデータ容量を増やすことができる
合計2068円:mineo+楽天モバイル
ドコモ・au・ソフトバンクの回線が利用できるmineoと楽天モバイルの組み合わせです。
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの中から好きな大手キャリアの回線を選ぶことができ、データ無制限プランマイそくのスタンダードプランは月額990円で利用可能です!
楽天モバイルのRakuten最強プランでは3GBが1078円で利用可能です。
さらに「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料となります!
この組み合わせの特徴は
- mineoではドコモ・au・ソフトバンクの回線のいずれかが選べるため組み合わせの幅が広がる
- mineoのデータプランマイそくはデータ無制限!
- 「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料!



マイそくの最大3Mbpsのプレミアム(2,200円)もおすすめです!
合計2068円:LINEMO+楽天モバイル
ソフトバンクのサブブランドのLINEMOと楽天モバイルの組み合わせです。
LINEMOではベストプラン3GBが月額990円で利用可能です。
楽天モバイルのRakuten最強プランでは3GBが1078円で利用可能です。
さらに「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料となります!
この組み合わせの特徴は
- LINEMOはソフトバンクのサブブランドのため通信が安定している
- 「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料!
合計3000円以下のデュアルSIM組み合わせ
合計3000円以下のデュアルSIMのおすすめの組み合わせはこちら!
組み合わせ | ①月額料金 | ②月額料金 | 合計金額 |
---|---|---|---|
①楽天モバイル + ②irumo | 2178円 | 550円 | 2728円 |
①LINEMO + ②povo2.0 | 2970円 | 0円 | 2970円 |
①ahamo + ②povo2.0 | 2970円 | 0円 | 2970円 |
合計2728円:楽天モバイル+irumo
楽天モバイルとドコモの低容量帯プランのirumoの組み合わせです。
楽天モバイルのRakuten最強プランでは20GBが2178円で利用可能です。
さらに「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料となります!
irumoは0.5GBが550円で利用可能です。
この組み合わせの特徴は
- 「Rakuten Link」アプリで電話をかければ、固定電話を含め国内通話が無料!
- 大手キャリアのドコモが使える
- irumoは大手キャリアのドコモでpovo2.0は大手キャリアのサブブランドのため通信が安定していて繋がりにくいエリアも少なくすることができる
合計2970円:LINEMO+povo2.0
ソフトバンクのサブブランドのLINEMOとauのサブブランドのpovo2.0の組み合わせです。
LINEMOではベストプランVの30GBが月額2970円で利用可能です。
povo2.0は月額基本料金は0円で、使いたいデータをトッピングで購入してデータ通信料を購入することができます。
ここでは、povo2.0のトッピングを購入しないことを前提に価格を計算しています。
この組み合わせの特徴は
- LINEMOはソフトバンクのサブブランド、povo2.0はauのため通信が安定している
- LINEMOでは大容量の30GBが使えるため、povo2.0は一時的にトッピングを購入するサブ回線として使用できる



私が愛用している組み合わせです!
月のデータ量が30GBを超えた月だけpovo2.0のトッピングを購入しています!
合計2970円:ahamo+povo2.0
ドコモのオンライン専用プランであるahamoとauのサブブランドのpovo2.0の組み合わせです。
ahamoでは30GBが月額2970円で利用可能です。
povo2.0は月額基本料金は0円で、使いたいデータをトッピングで購入してデータ通信料を購入することができます。
ここでは、povo2.0のトッピングを購入しないことを前提に価格を計算しています。
この組み合わせの特徴は
- ahamoはドコモ、povo2.0はauのため通信が安定している
- ahamoでは大容量の30GBが使えるため、povo2.0は一時的にトッピングを購入するサブ回線として使用できる
まとめ
目標の料金毎に最強の組み合わせをご紹介しました。
デュアルSIMの組み合わせはたくさん存在するため、自分の利用スタイルに合った最適な組み合わせを選ぶことが重要です。
組み合わせ方によってはコストを抑えられるようなものもあるため、利便性や柔軟性が向上するデュアルSIMはおすすめです!
他にもデュアルSIMについての記事を投稿していますので是非ご確認ください!